2016年7月29日金曜日

滋賀県竜王町杉之木神社のケンケト祭り

毎年5月の連休の5月3日に行われます。
地元の観光協会の説明を引用すると下記のとおりです。

「国の無形民俗文化財に選択され、毎年5月3日に開催される竜王町山之上と旧蒲生町宮川の合同のお祭り。水口で戦っていた信長軍に地元の人々が従い、その時のよろいを脱いだ姿を再現したと言われ、派手な友禅模様の着物で長刀踊りを奉納し、踊りをはやす音頭から「ケンケト祭り」といわれています。
祭りの当日、氏子各戸の男の子が揃いの色鮮やかな衣装を身にまとい、杉之木神社をはじめ各神社で太鼓と鉦の囃子にのせて、軽やかな長刀踊りを披露します。踊りの行列にはイナブロ(5メートルの高さの大御幣。五色の色紙で稲穂をかたどって作り、頂に鷺のつくり物を飾る)が続き、五色の色紙が「虫除け」のご利益があるため、イナブロを倒して色紙を取ろうとする見物人とそうはさせじとする警固役との間で激しいもみあいが起こり、それが祭りの見せ場になっています。」

【イナブロ】


まず、5mの高さの大御幣イナブロです。5色の色紙がぶら下がっており、「虫よけ」のご利益を得るため、イナブロを倒して色紙を奪い合います。この部分は、結構荒っぽいです。

てっぺんについているのは、ドジョウをくわえた鷺だそうです。









































祭りの順番的には最後ですが、イナブロを倒して色紙を奪い合いあうシーンです。女の子も参加してるのでそれほど危険はなさそうです。



【長刀振りの奉納】

カラフルな衣装を着て長刀奉納を行います。結構ハードな奉納で、地区内を練り歩きあちこちで何回も奉納するのはそうとうしんどそうです。でも、うまい、へたに関わらず頑張ってました。





















長刀奉納です。









長刀を前後に飛び越すのはかなりハードですよね。


【ユニークな踊りの奉納】

小さい丸刈りの男の子が、赤い着物を着て踊りを奉納するのは非常にユニークです。


三度笠姿での踊りもなかなかいいです。


赤い着物を着て可愛く踊ります。






三度笠姿でかっこよく踊ります。長いので二つに分けました。

まず、前半。


後半



【鉦、太鼓と奉納踊り】

紹介する順番が無茶苦茶ですが、鉦、太鼓を使ったこんな奉納も行われてました。




祭りは、夜の9時、10時まで続くようですが我々は、冒頭のイナブロ倒しを見て16時過ぎに帰りました。












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